元号改正から見える予算を無駄に消耗する役所の実態

2019年4月1日午前11時30分に新元号「令和」が発表された。

役所手続きの日付は元号ベースで行うため、様々な事に変更が生じる。

住民票、印鑑証明書、所得証明書などなど、多くの予算つまり税金を消費して元号を変える事になる。

グローバル視点でみたら、1月から新しい年が始まる世界的な常識とは別に、日本独特の元号ベースの政治、4月からの新年度スタートといった日本だけの常識はわかりにくい。

公務員としては、問題発言なのかもしれないけど、私自身も西暦とは別に元号ベースで年月日がカウントされることは、ホント面倒くさいし正直元号なんてどうでもいいと思ってる。

むしろ、元号が変わる事によって生じる多くの予算に問題があると思ってる。

来月5月から新元号スタートではありますが、倉庫には新元号に対応していない書類ストックされています。

そのストックされている書類は、廃棄されるか消耗品予算で「令和」のスタンプを買ってひたすら書類に押す作業をするかで、今まさに対応中です。

タダでさえ、ペーパーロスの仕組みの職場環境で生産性が悪く環境にも良くないのに、元号改正でさらに時間も資源も無駄にしている。

元号改正の影響は何も物理的なペーパーだけに留まらず、住基ネットワークにも莫大な予算が使われていることを、知ってほしい。

役所が使うシステムはホントにゴミで、回線速度が異常なほど遅い。

その理由は「安かろう、悪かろう」スタンスで、コストベースでシステムを導入していることと、導入するにあたっての判断するスタッフのITリテラーシーがない事が大きな原因です。

皆さんは、何らかの理由で住民票や印鑑証明の所得、引っ越しに伴う住民票の異動などで役所に出向く事があると思います。

その多くの方が手続きが終わるまで遅いと感じるはずです。

その理由はカンタンに言うと、アナログな業務構造になっているからです。

お客様ご自身で書類にご記入頂き、それを記入漏れがないかを職員が確認して、後ろのパソコンにその情報を入力、その入力内容が正しいかまた別の職員が確認して間違いがなければ証明書をプリントアウトしてお客様にそれを渡す。

はっきり言って、やたら確認が多いし生産性が悪すぎる。

人によって様々なケースがあるので、それでさらに複雑な手続きも追加される事があるしイレギュラーな事があれば、より一人のスタッフで判断ができないため他のスタッフに相談して聞いてから手続きを行っているのが現状です。

もっと言うと、生産性が悪いもう一つの大きな原因は業務で使うコミュニケーションツールが時代にあってなさすぎること。

ほとんどの企業では、デジタルベースで仕事をしているのでSNSやチャットを駆使して、さらに効率化を測るためにAIの導入を行い、bot対応をする企業もあると思う。

役所は民間企業とは別次元すぎるほどイノベーション力がないので、今だにコミュニケーションツールが「電話」、「FAX」、「郵便」主にこの3つツールを使って、スタッフあるいは住民とのコミュニケーションを図っている。

法律、規制、年功序列といった古いものが、イノベーションの大きな弊害になっている。

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